僕たちは職人じゃない
自分たちの事を「職人」だと言って頂ける機会があります。
しかし、職人とは「大工さん」とか「電気工事士」とか「配管工」とか、そういう人たちは資格取ったり、長年修行して技能を身につける。だけど僕たちカーフィルム業者は違う。資格もないし、ただその作業に慣れてる作業員だと思ってるんです。

だから、かっこいいプロモーションとかを見ると、ちょっと見とって恥ずかしくなる。自分たちがなんか勘違いしてるような気がしてくるんです。
スーパーカー貼ってる人より、乗ってる人の方が偉い。僕たちはその人たちに仕事いただいてるだけなのに、それを「俺の車だぜ」みたいなテンションで撮ってる同業者を見ると、もう絶対やりたくないって思うんですよ。
目標は市場を奪うんじゃなく、広げること

私たちは東広島市を拠点に商売を行っています
SNS戦略の本質を話すと、これは業界のアンチテーゼに見えるかもしれないけど、本当の狙いは別なんです。
それは「母数を増やす」ってこと
結局、集客って増やし続けることが大事じゃないですか。同じ地域で顧客を取り合うみたいな。そういう限られたパイの中での競争って当たり前なんだけど、俺はあくまでも市場拡大。
車に興味ある人が、車に興味あるカテゴリーの商品を買ったり、サービス受けるのって当たり前じゃないですか。でも、車に興味ない人が「あ、これやってみようかな」って思うプロモーション。そういうのって、かっこいいではないよね。
まずは人に興味を持って貰い、自社を知ってもらう、サービスに興味を持ってもらう、この順番こそが母数を増やすってことに繋がると思っています。業界の外側の人たちを市場に引き込む。そこが本質だと思ってるんです。だからこそ、かっこよさより人柄を全面に出す。それが僕の思想です。
見た目がかっこいいからこそ、敢えて押さえる
僕は見た目がかっこいいです。それ故かっこいい動画撮ったら、誰よりもかっこよくなってしまう。

だからこそ、その自然なかっこよさに甘えずに、敢えてそれを押さえるんです。本当にできてる仕事を淡々と発信する。その姿勢が、むしろ僕たちの最大の差別化になってると思ってるんですよ。
業界のアンチテーゼ、それが僕たちのポジション
結局、僕たちのアプローチは「業界のアンチテーゼ」なんですよ。つまり、他社がやってることの対局にある。
だけど、それは単なる反発じゃない。市場を広げたいという経営的な意志と、自分たちの仕事に対する誠実さから生まれた戦略なんです。
自分達を大きく見せない。正しさを優先する。その地道なアプローチが、やがて新しい顧客層を開拓して、業界全体を動かすことになるかもしれない。そう信じてやってます。
株式会社Energy 代表 林祐輔
